第13節 「ユニバーサルデー」開催のお知らせ

2025.03.14

いつもブラックラムズ東京を応援いただきありがとうございます。

2025年3月30日(日) NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25 第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦を、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」をコンセプトとして「ユニバーサルデー」として開催いたします。

開催にあたっては、様々な企業・地域パートナーの皆様にご協力いただきます。当日の詳細情報については別途ご案内します。

「ユニバーサルデー」のコンセプト

「誰でも利用できる」という意味で使われる”ユニバーサル”。普段スタジアム観戦が難しい方にもご来場いただけるように障壁を少しでも軽減し、誰もが楽しめるラグビー観戦環境に挑戦します。

試合が終われば敵も味方も関係なく、お互いをリスペクトし試合を楽しんだ仲間として友情を深める、ラグビーの「ノーサイドの精神」。選手以上に多様なバックグラウンドを持つ人々が集まるスタジアムでも、互いにリスペクトを持って楽しく観戦できる環境を皆様とともにつくり上げる一日。そしてこの取り組みを試合日以外も続けていきたい。そんな想いを込めて「ユニバーサルデー」と名付けました。

ブラックラムズ東京では、リーグワン第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦を「ユニバーサルデー」の第一歩として取り組みを始めます。本試合でのフィードバックをもとに、今後も関連する皆様との連携を通じてよりよいスタジアム環境、よりよい社会環境を目指して活動を続けてます。

 

【ユニバーサルデー シンボルマーク】

Hポールを超えていくハートのクローバーには、ブラックラムズ東京やラグビーに関わる皆さんとともに障壁を超える挑戦を続けていきたい。そして、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」を目指したい。という想いを込めました。

ブラックラムズ東京のこれまでの取り組み

ブラックラムズ東京ではビジョンに「Be a Movement.」、ミッションに「活力と感動を。社会に、そして未来に向かって」、バリューに「Family」「Energy」「Beyond」を掲げ、様々な活動をおこなってきました。

世田谷区医療的ケア相談センター「Hi・na・ta」とは2021年の開設当初から交流し、医療的ケアが必要なお子さんとご家族のスタジアムへのご招待などを通じてサポートを続けています。

世田谷区あんしんすこやかセンターやまちづくりセンターと協力して開催している「高齢者向け健康講座」に加えて、2024年からは地域の老人ホームに出向いて「出前健康講座」を開始しました。普段外出したり身体を動かす機会が少ない方々にラグビーを楽しんでいただく中で、たくさんの笑顔に触れ、スポーツの力、またコミュニティの一員として活動する重要性を感じています。

2024年4月1日からは世田谷区でも手話言語条例が施行され、世田谷区と連携してPR動画を作成しました。リーグワン2023-24シーズンには、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」の第一弾として、株式会社リコーの聴覚障がい者向けコミュニケーションサービス「Pekoe」を初めて導入し、テキストでのサポートを継続しています。NPO世田谷区聴覚障害者協会 創立70周年記念大会にも参加させていただくなど、「言語としての手話」を通じて様々な学びを得ています。

このような社会活動・地域活動を通じて、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」を整備し、スポーツを通じて活力と感動を与えられる存在になりたいと考えています。

(参考)

世田谷区 × BlackRamsTokyo 「医療的ケア児の笑顔を支える基金」への寄付および「医療的ケア相談支援センター」開設イベントへの参加のご報告

世田谷区 x BlackRamsTokyo 第5節に「世田谷区医療的ケア相談支援センター」をご招待

「医療的ケア児と家族にアウトドア体験をプレゼント!」イベントに協力しました

老人ホーム入居者向け 出前「健康講座」 @SOMPOケア ラヴィーレ成城南

ブラックラムズ東京といっしょに手話をやってみよう!【世田谷区×ブラックラムズ東京 手話言語条例PR動画】

【Ramsビハインド】NPO法人世田谷区聴覚障害者協会創立70周年式典に参加!

濱野大輔選手からのメッセ―ジ

濱野大輔選手(CTB、2016年度入団)は2024年3月の練習中の怪我で頸椎を損傷し、現在はリハビリに励んでいます。入院生活やリハビリ生活を実際に体験してきた濱野選手から「ユニバーサルデー」に向けたッセージです。

ちょうど一年前に頸椎損傷の怪我を負い、現在はリハビリをしています。

入院当初は、ベットから起きて車いすに乗るにも誰かの手助けが必要で、車いすも誰かに押してもらわないと動かせない。少しの移動もハードルが高く、行きたいところに行けない状況でした。

障がいを持っている方や外出が困難な方には、スタジアムに行くのは本当に大変だと思います。バリアフリーになっている施設はまだまだ少なく、手すりやエレベーターでさえ不十分です。

今回の「ユニバーサルデー」はチームにとって初めての取り組みですが、ここで見つけた課題を関連各所へフィードバックして、スタジアム環境を改善していけたらと思います。

また、来場いただく皆さんとの交流を通じて、選手にとっても学びの場にしていきたいです。

ブラックラムズ東京が大切にしている「活力と感動を」というミッション。

2018年10月13日にパナソニックワイルドナイツ(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)に敵地で勝った試合では、「自分たちもチャンピオンチームに勝てる可能性がある」ということを証明し、ファンの皆さんと感動を分かち合いました。

「勝てるはずがない」という思い込みや先入観を持たず、自分たちの可能性を信じて戦う。

ブラックラムズ東京のそういうプレーから、少しでも何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

そして、みんなで勝って喜びましょう。

(インタビュー記事)『ラグビーからもらった、宝もの。』 CTB 濱野 大輔

ユニバーサルデー 当日の実施内容

①これまでもスタジアムで導入してきた観戦サポートツールの活用

・聴覚障がい者向けコミュニケーションサービス「Pekoe」によるスタジアムMCの音声テキスト化(参考:ホストゲーム会場における聴覚障がい者向けサービス実施のお知らせ

・スタジアムラジオ「BlackRams Radio」によるライブ音声配信

 

②秩父宮ラグビー場における運営

1947年に完成した秩父宮ラグビー場はバリアフリーには完全対応しておりませんが、ブラックラムズ東京ではできる限りの対応を検討しています。

・制作物へのユニバーサルデザインの考慮

・車いすエリアの拡充(南スタンドエリアの一部に車いすエリア設置予定)

・ボランティアスタッフの配備

・メインスタンド側エレベーターの開放

・ほじょ犬との観戦支援(一緒に観戦いただけます)

 

③観戦ご招待

障がいをお持ちの方など、スタジアム観戦にハードルを感じている方々をご招待予定です。

自由席一部エリアの事前確保や場内案内など通常と異なる可能性があります。

 

その他の詳細は決まり次第ご連絡します。 

第13節 試合概要

【日時】2025年3月30日(日) 14:30キックオフ vs.コベルコ神戸スティーラーズ

【会場】秩父宮ラグビー場(東京)

【開場時間】

11:30 場外イベントエリアオープン(チケット不要)

12:00 RAMOVEレギュラー会員・U15会員 先行入場

12:30 一般入場

※正面入場口・バックスタンド側入場口ともに利用可能(再入場可)

※RAMOVE会員先行入場時には会員証の提示が必要となります。

※会員ご本人様のみ先行入場可能です。

※チケット詳細については「第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦 チケット販売のお知らせ」をご確認ください。

 

PAGE TOP