令和6年能登半島地震支援 石川県訪問レポート

2024.07.26

いつもブラックラムズ東京を応援いただきありがとうございます。

この度ブラックラムズ東京は、令和6年能登半島地震の支援活動の一環として、7月17日(水)に石川県金沢市、18日(木)に石川県輪島市をそれぞれ訪問しました。チームからは、西辻勤GM、白崎雄吾クラブ・ビジョナリー・オフィサー、山本昌太選手、堀米航平選手、メイン平選手の5名が参加しました。

金沢市では日本赤十字社石川県支部を訪問し、NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24のホストゲーム会場にて皆様よりお寄せいただいた義援金にチームからの寄付を加えた1,362,380円をお渡ししました。

2日目は輪島市に移動し、同じくリコーグループに所属し、石川県かほく市を拠点とする女子バレーボールチーム・PFUブルーキャッツ石川かほくの皆様と一緒に、輪島市内の小中学生約400人を対象にスポーツ体験会を実施しました。また、被害の大きかった輪島朝市を見学し、現在も瓦礫が残る様子から復興の難しさを肌で感じました。

今回の石川県訪問は、「がんばろう能登 がんばろう石川」のスローガンのもと継続的に復興支援活動をおこなっているPFUブルーキャッツ石川かほくのご協力のもと実現しました。この場を借りてお礼申し上げます。

引き続き、スポーツの力・ラグビーの力で皆様に活力をお届けできるよう継続して活動してまいります。

 

7月17日(水) 日本赤十字社石川県支部の訪問

石川県金沢市にある日本赤十字社石川県支部を訪問し、義援金1,362,380円をお渡ししました。小嶋正敬事務局長から、地震発生当時の様子や赤十字社の支援活動などをご説明いただきました。

(参考)令和6年能登半島地震への支援募金活動のご報告

 

7月18日(木) 輪島市内小中学生へのスポーツ体験会

輪島中学校にて、河井小学校・鳳至小学校・鵠巣小学校・大屋小学校・河原田小学校・三井小学校の児童、輪島中学校の生徒あわせて約400人を対象に、スポーツ体験会をおこないました。

45分のうち、20分はブラックラムズ東京とのラグビー体験会、20分はPFUブルーキャッツ石川かほくとのバレーボール体験会と、短い時間でしたが両方の競技を楽しんでいただきました。

ラグビー体験会では、選手ともに身体を動かした後、グループにわかれてのボールリレーや、選手のパスやハイパントキックキャッチ体験をおこないました。初めてラグビーボールを触れるお子さんも多い中、元気な笑顔があふれる時間となりました。

輪島中学校は避難所にもなっており、ラグビー体験会を実施した中庭には、更衣室などを兼ねた仮設テントが設営されていました。

 

また、輪島市内の「輪島朝市」を見学し、被害の大きさや半年経った今も復興の難しさを目の当たりにしました。金沢から輪島へ向かう道中でも、すぐ横は道路が崩れ落ちたままだったり、ひび割れや隆起の後が残っていたり、半壊・倒壊の建物がそのままだったりと、報道が少なくなった今もなお復興途中であることを感じました。

 

選手コメント

山本昌太選手

今回石川県を訪問して、建物や道路など、まだまだ震災の爪痕が残っているショッキングな様子を目の当たりにしました。僕は過去に東日本大震災の被災地にもボランティアへ行ったことがあり、その当時の記憶が蘇りました。自分が思っていた被災地の現状と実際目にした現状にとてもギャップがあって、まだまだ支援や時間が必要なんだと感じました。これからも、被災地の方々のために力になれることを継続してやっていきたいなと強く思いました。

堀米航平選手

自分が想像していた以上に、被災地の被害が大きいことに驚きました。小学生・中学生みんなと一緒に ラグビーをしましたが、目をキラキラして楽しく元気に走り回ってる姿を見ることができて、訪問してよかったなと思います。これからも微力ではありますが、力になれたら嬉しいです。

メイン平選手

小中学生とラグビーをして、子どもたちのエネルギーとパワーをすごく感じて、僕たちも一緒にラグビーができてよかったなと思いました。能登半島地震については最近あまりニュースでやってなかったので、復興に 向けて着実に進んでいるのかなと思っていました。倒壊した家屋などが当時のままにまだたくさん残っていて、まだ復興に向けて時間と支援が必要ということを痛感しました。

■上段左からPFUブルーキャッツ石川かほく:大村季色選手、池谷優佳選手、上村杏菜選手、長友真由選手、大熊紀妙選手

■下段左からブラックラムズ東京:堀米航平選手、山本昌太選手、メイン平選手

 

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