第59弾:選手がみせた、その横顔 49
Inside the RICOH BlackRams
2012.10.03
リコーブラックラムズ(リコーラグビー部)を支える選手たちの、ラガーマンとしての思いや、これまでのキャリアに関するエピソードをご紹介します。リコーというラグビーチームは、彼らの個性と歩んできた道程、積みあげてきた経験が混ざりあって、今の姿があります。
一日も早く、リコーのユニフォームを着て、トップリーグの場に立つ。(ポヒヴァ ロトアヘア)
高校から日本にやってきたトンガ生まれの大柄な少年は、すでに10年近くの年月を日本で重ねてきた。激しいタックルを連発する選手とは思えない優しい目で、流暢な日本語で幼少期からの色々な思い出を語ってくれた。
「トンガのマトゥクという人口1,000人ほどの島に生まれました。父は神父です。毎週日曜日は、家族と一緒に教会に通っていました。どんな子供だったかですか? とてもおとなしい子で、いつも周りの友だちの後ろにくっついて歩く、そんな子供でした。ただ、その頃からラグビーボールで朝から晩まで遊んでいました。今でもそうですが、トンガ代表の熱烈なサポーターです」
この寡黙な青年が、日本に来る時は周囲の反対を押し切って決断したという。その決意はどこから来たのだろうか?
「日本に来て、将来はプロ選手として、また代表選手として活躍することで、経済的な面で両親を助けたかったからです。母親は特に大反対でした。中学を出たばかりの息子に、自分も行ったことがない国に行かせることがとても不安だったようです。
ただトンガの先生、そして僕を誘ってくれた日本の高校の先生と相談しながら、最後は日本行きを認めてくれました(笑)」
そして来日、名門・正智深谷高校ラグビー部に入部する。
「いやー、高校の練習はきつかったです。正直、今でも思い出したくないくらい(笑)。
そのきつい練習のお陰もあって、とてもよい思い出を手にすることができました。高校2年生と3年生のときに花園(全国大会)出場を果たせました。特に2年生のときはベスト8まで進むことができ、とても嬉しかったですね」
日本の名門校で本格的にラグビー経験を積み、そして自信を掴んだポヒヴァ選手は、7人制代表の主将を務めるなど飛躍的にラグビー選手として進化していく。そして今年4月、リコーラグビー部の仲間に加わった。
「リコーに入部して、チームの雰囲気は明るく、楽しいです。良い環境をいただいています。いま心からリコーを選んで良かった、とそう思っています。二子玉川駅に近いという立地もすごくラッキー。オフに原宿に渋谷に洋服を買いに行くことがよくあるのですが、とっても便利で近い」
そんなおしゃれ好きなポヒヴァ選手に、ファンの皆さんへのメッセージをもらった。
「リコーブラックラムズのユニフォームを着て、一日でも早くグランドに立ちたい。まずは22人のメンバーに入ること。これが当面の目標です。自信はもちろんあります。ぜひチームともども、応援よろしくお願いします」
日本食が大好き。
特に焼肉とラーメンが大好物。海外から戻ると、行きつけのお気に入りのラーメン屋に直行するほどだ。
優しい目で、流暢な日本語で語ってくれたポヒヴァ選手。
ファンの皆さんのご声援が、彼の何よりの力となります。
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