第3弾:チャレンジ「ラフティング」

Inside the RICOH BlackRams

2010.09.03

激流を下る選手たち

 リコーラグビー部は6月25日、群馬県みなかみ町で「ウォーターラフティング」に挑戦。メンバーは7人ごとのグループに分かれ、インストラクター指導のもとラフト(ゴムボート)で、利根川上流に漕ぎ出しました。ラフトは左右に分かれた漕ぎ手の息がわずかに乱れただけで、思い描いたルートから外れ出し、最初の目標とは大きくずれた場所に到達します。選手たちはわずかなチームワークのほころびが、目標達成に及ぼす影響について学びました。

スタッフからの説明に聞き入る選手たち

 ラグビーの試合では、思いもよらぬことがたくさん起こります。動揺せずに対処できるメンタルを育むために、体験したことのない状況に身を置き、どう気持ちが揺れるかを知るための試みです。さらには、チームに「和」をもたらし、「刺激」「気づき」の機会とすることも目的とされています。このラフティングは、リコーラグビー部の"チャレンジ"のひとつで、選手に考えてほしかったテーマはいつもコーチ陣から問われている「貴方はドライバー(=運転手)、パッセンジャー(=運転してもらう人)、それともデッドウェイト(=全く動かない遺体)でしょうか?」でした。自らの行動を見つめ直し、シーズンを乗り切るため、各自の役割を考えることが選手たちに求められています。

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