【試合後コメント】7月12日(土) リポビタンDチャレンジカップ2025 日本代表 vs. ウェールズ代表
2025.07.12
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2025年7月12日(土)にノエビアスタジアム神戸で開催された「リポビタンDチャレンジカップ2025 日本代表 vs.ウェールズ代表」に、中楠一期選手(15番)が出場しました。中楠選手は7月5日のウェールズ代表戦で日本代表デビュー・初トライを決め、今回で日本代表2キャップとなりました。
(参考)リポビタンDチャレンジカップ2025 日本代表vsウェールズ代表(第2戦) 日本代表 試合登録メンバーのお知らせ
中楠一期選手は、15番でFBとして先発出場し、10番 李承信選手(コベルコ神戸スティーラーズ)と連携しながら試合をコントロール。後半16分に22番 サム・グリーン選手(静岡ブルーレヴズ)と交替となりました。第1戦と同じく非常に蒸し暑い試合となりましたが、スタジアムには25,074人が応援にかけつけ、大きな声援で選手たちを後押し。ブラックラムズ東京のウェアやグッズを身に着けて応援するファンも多く見られました。
また、代表活動に参加している伊藤耕太郎選手もバックアップメンバーとしてウォーミングアップに参加。同じく高本とむ選手は、試合前の来場者との交流イベントに参加していました。
【試合結果】 日本代表 21 - 31 ウェールズ代表(詳細はこちら)
選手インタビュー
中楠一期選手
- 日本代表デビュー、そして2キャップ目と先発出場おめでとうございます。
今回2試合出場したことがすごい自信になりました。インターナショナルレベルでは一貫性をもって戦うことが必要で、活躍するためにはもっとレベルアップが必要だなと思ってます。でも、今は日本代表という夢の舞台に立つことができて、先発出場もできて、本当に嬉しかったですし、こういうレベルの高いラグビーを経験できたことがとても楽しかったです。
- 去年の帯同から長く日本代表の活動に関わって、自分が変わったと思うことはありますか?
ラグビーとの付き合い方というか、メンタル的な部分はすごい成長したなと思っています。選手としても少しずつ成長しているんじゃないかな。
- 今後も代表活動は続きますが、自分の中で改善していきたいところは?
10番(SO)・15番(FB)でプレーするにあたって、本当に全部のスキルが必要で取り組まなくてはいけないことがたくさんあります。そういうやるべきことに毎週しっかり規律をもって取り組んで、全部のスキルを向上させていきたい。あと、インターナショナルレベルでは、ハイボールでのエアバトルが増えてその重要性がすごく高い。エアバトルは今回一番差を感じる部分だったので、取り組み続けて向上していけたらなと思います。
- 特に今日は前半にキックのシーンが多かった。
蹴ることは間違いではなかったけど、その結果で相手のリズムになってしまうことが多かった。どこかで試合のテンポを変えるような選択肢があってもよかった。キックからのプレーがシンプルなテンポになってしまって、相手にハイボールが入って、またキックで返して… という同じようなプレーが続いてしまった。例えば、キックオフを前に蹴ってみたり、ペナルティの後クイックタップで始めてみたり、試合の流れを変えるようなプレーがあっても良かったと反省しています。前半スコア取られすぎてしまったし、不用意な失点もあったかなと思います。
- 2試合を通じて、自分がこのチームにもたらせるものが見えたのでは?
今までは10番(SO)でプレーしてきたので、試合のつくりかたを考えることもできるし、みんなとコミュニケーション取って指示したりすることができるのが強み。 そういう自分が15番(FB)でもプレーすることで、10番(SO)をサポートしながら一緒に試合をコントロールのが役割だと思っています。
- 先週歴史的な勝利を飾った後、同じ相手との2連戦で難しさもあったのでは。
モチベーションは変わらなくて、また試合に勝ちたいというだけ。ただ、先に勝っているのでその点は難しさもあったけれど、みんなで状況を理解して楽しみながらプレーしました。。
- 今後にむけて一言。
ラグビー選手としていろんな能力を伸ばしていきたい。10番(SO)・15番(FB)でもプレーする上で必要ないろんなスキルを持っているのが強みなので、今後はハイボールのところも改善しながら、もっといい選手になっていきたいです。
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