2022-23シーズン終了のご挨拶

2023.04.28

いつもブラックラムズ東京を応援いただきありがとうございます。

NTT JAPAN RUGBY LEAGUNE ONE 2022-23シーズンをともに戦っていただいた皆さまへ、チームを代表して西辻勤GM、ピーター・ヒューワットHC、武井日向キャプテン、リーダーズグループを代表して山本昌太選手よりご挨拶させていただきます。

 

西辻勤ゼネラルマネージャー

今シーズンもブラックラムズ東京へのあたたかいご声援をいただきまして、誠にありがとうございました。

2022-23の開幕戦である相模原DB戦には「チームのアイデンティティはひたむきさ、泥臭さ、あきらめない気持ち、一丸となって戦う姿勢」であり、強みとして作り上げ、自信を持って臨みましたが、あっさり4トライを許してアイデンティティはどこへやら、眠れぬ夜を過ごしたことが昨日のことのようです。

リーグワン2年目の最終順位は16試合中6勝10敗で7位、総得失点差は30点。また負けはしましたが、7点差以内の接戦は4試合と、着実に力をつけたシーズンとなりました。

ただ、間違いなくさらに上を目指せたシーズンでした。選手たちが一番実感したはずです。

ホストゲーム最終節である第15節では、スタジアムに真っ黒に染める施策「秩父宮真黒計画」を推進しました。

お恥ずかしい話ではありますが、ブラックラムズの観客数は、トップリーグ開幕以来、1万人を超えたことがありません。この自分たちがまだ体感したことの無いスタジアムの風景を、"新しい景色"と表現し、ブラックラムズファミリー全員でその景色を創りたい、と進めてきました。

ここ数年、チームはいい試合はするものの、最後に勝ち切ることができない試合が多々あります。今シーズンもそうです。

埼玉WKのように最後に必ず勝つチームとなにが違うのか。

もちろんさまざまな要因があるはずですが、彼らには最後は絶対に勝つというプライドや自信を強く感じます。代表選手たちは負けられない重圧を何度も経験をしています。経験に基づく判断力は血肉となり、焦りを無くし自信に繋がります。これは簡単に養われるものではありません。

ブラックラムズには若くて将来性ある選手が多くいますが、大舞台での経験が少ないことも事実です。選手たちはもっと自分たちのポテンシャルや価値を信じ、感じることが必要だと思っています。たくさんの人の期待を背負うこと、プレッシャーを感じることは、辛いこともありますが、決して悪いことだけではないはずです。

多くの観客の前で試合をして、ウイニングカルチャーを醸成し、自分たち自身の影響力を実感してもらいたい。そのためにも、やっぱりたくさんの観客の前で試合をさせてあげたい、集めたいと考えました。

当日は天候不良にも関わらず11,060人の皆様にご来場いただき、新しい歴史を創ることができました。

改めて、ブラックラムズファミリー皆さまに心より感謝申し上げます。

そして、当日は残念ながら負けはしましたが、あの景色を体感した選手たちのこれからのパフォーマンスにどうぞご期待ください。

今シーズン、クラブを支えてくださったスポンサーの皆さま、各パートナーの皆さま、世田谷区の皆さま、応援してくださったすべてのブラックラムズファミリーの皆さまにクラブを代表してあらためて御礼申し上げます。さらに強く、ひたむきに泥臭い姿をお見せし続け、皆さまに活力と感動をお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。

来シーズンも、ブラックラムズ東京を何卒よろしくお願いいたします。今シーズンは、本当にありがとうございました。

 

ピーター・ヒューワット ヘッドコーチ

The LeagueOne season has come to an end. After a difficult interrupted season last year I feel we have developed and improved as a team this year and we are heading in the right direction. The League One competition is competitive and we are already excited about returning next season to take us to another level.

I would like to thank all the players and staff for their tireless work during the season. Your hard work, commitment and dedication to the team doesn't go unnoticed.

Finally and most importantly on behalf of the team i would like to thank all our loyal and passionate Sponsors and Supporters. A highlight for the team was seeing 11,000 people at our last host game against Toyota. We really appreciate your support and we look forward to seeing you all again next season.

リーグワンシーズンが終了しました。昨年は中断のある困難なシーズンとなりましたが、今シーズンはチームとして成長し、正しい方向へ進めたと感じています。リーグワンはとても競争が激しく、来シーズンまたレベルアップして戻って来れることを既に楽しみにしています。

シーズン中の選手、スタッフのたゆまぬ努力に感謝をしたいと思います。みんなのハードワーク、チームへのコミット、献身的な仕事も見過ごされていません。

最後に、最も重要な事ですがチームを代表して熱心で熱狂的なスポンサー様、サポートしてくださる皆様へ感謝を伝えたいと思います。最後のホストゲーム(対トヨタV)で11,000人の観客が集まった事はチームにとっても大きな出来事でした。本当に皆様のサポートに感謝しています。また来シーズンお会いできることを楽しみにしています。

 

武井日向キャプテン

日頃からブラックラムズ東京の応援ありがとうございます。

負けている時も勝っている時もブラックラムズファンの皆さまに温かく見守っていただき、愛されてるチームだなと改めて感じました。ブラックラムズファミリーが、本当に僕たちの力になっています。

今シーズン初めてブラックラムズの試合を見た方には、来シーズンも是非来てほしいなと思います。ブラックラムズの魅力である泥臭いプレーを通して、これからも皆さまに活力と感動を与えられるチームを目指します。

ホストエリア・世田谷区にある駒沢オリンピック公園陸上競技場でも、3試合を戦うことができました。地域の皆さまにも僕たちが身近にいることを知っていただけたのではないかと思います。今後も応援いただけるように頑張ります。今シーズン本当にありがとうございました。

 

山本昌太選手(リーダーズグループ代表)

今シーズン、ホストでもアウェイでも素晴らしい応援本当にありがとうございました。自分たちには心強いファン・ラムズファミリーがついているというのを、毎試合感じてました。

決して満足できない結果に終わりましたが、シーズン通して「ブラックラムズらしさ」を多く出すことができました。しっかり準備をして、試合をして、またレビューをするという、いいサイクルでシーズンを過ごせたこと、個人個人の責任感やチームに対する想いが高まったこと、リーダーシップを発揮できる選手が増えたことが今シーズンチームの成長した部分です。

今はまだ「ブラックラムズっていい試合するな」という印象だと思うので、これからは勝つ試合を見せていきたいと思います。来シーズンは、今シーズンと違った強くなったチームを見せたいと思うので楽しみにしていてください。応援ありがとうございました。

 

5月27日(土)には、二子玉川にてシーズン報告会を行いますのでぜひお越しください。

今後ともブラックラムズ東京をよろしくお願いいたします。

 

ブラックラムズ東京一同

 

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