ブラックラムズ東京2022シーズン終了のご挨拶

2022.05.11

今シーズンもリコーブラックラムズ東京への温かいご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。

この1年は新たなリーグの開幕という激動のなかを歩んでまいりました。必ずやり遂げる必要のあったディビジョン1への参戦を果たし、クラブとしてはホストゲームの主催興行など、これまでにない事業運営を行ってまいりました。

至らぬこともあったかと思いますが、コロナ禍において様々な制限が設けられるなかでも、試合会場に足を運び届けてくださった、ファンの皆さまの熱い応援に、選手たちはとても勇気づけられました。あらためて感謝申し上げます。また、一丸となって準備を進め、ファンの皆さまをお迎えすることに力を尽くしてくれたすべてのスタッフを誇りに思っています。

 

そして、最終節のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦につきましては、直前での試合中止により、多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまいました。我々にとって最後のホストゲームであり、そしてレッドハリケーンズにとってもシーズンを締めくくるゲームであったことから、最後まで試合開催に向けた提案を行いました。

ただ、クラブにとって選手は宝物です。選手の安全安心を担保できない試合を開催することはできませんでした。当日、試合の中止を知らずに会場までお越しくださった方、試合を楽しみにしてくださっていたブラックラムズファンの皆さま、レッドハリケーンズのファンの皆さまに、心よりお詫びを申し上げます。

 

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(リーグワン)2022の戦績は4勝12敗、順位は9位に終わりました。最後まで入替戦出場の可能性を残し戦うこととなった今回の結果は、リーグワン開幕年、プレーオフ進出を目指した我々が望むものではありませんでした。

一方で、悪いことばかりではなかったとも感じています。これからのブラックラムズをリードする、多くの若手選手が公式戦に出場することができました。コロナ禍の難しいシーズン、想像を超えるプレッシャー、ファンの皆さまの心打つ拍手のなかでのプレーなど、彼らは多くの得がたい経験をしました。

ベテラン選手は身体を張ってチームの屋台骨となり、挑戦する若手選手たちを力強く支えてくれました。ピーター ヒューワットヘッドコーチも就任1年目、チーム全体が若く、輝きを秘めた原石がたくさんあります。彼らが成長を果たしながら、ベテラン選手たちと融合し勝利を目指していく姿を、引き続き会場で見守っていただければ幸いです。

 

今シーズン、クラブを支えてくださったスポンサーの皆さま、各パートナーの皆さま、世田谷区の皆さま、応援してくださったすべてのブラックラムズファミリーの皆さまにクラブを代表してあらためて御礼申し上げます。さらに強くなり、皆さまに活力と感動をお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。

来シーズンも、リコーブラックラムズ東京を何卒よろしくお願いいたします。今シーズンは、本当にありがとうございました。

 

リコーブラックラムズ東京
ゼネラルマネージャー

西辻 勤

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