【Review】トップリーグ 第13節 vs 豊田自動織機シャトルズ戦
2017.01.03
FWの力が炸裂。モールとピックゴーで均衡状態を打開、リード広げる。
強敵に思い切ってぶつかっていくことで、チームの空気が変わる——。それはここ数年、リコーが何度か経験してきたことだ。前節のパナソニック戦は、リアクションスピードで相手を上回る状況をつくり、ディフェンス、アタック、両方の質を高めた今シーズンの成長を再確認させる戦いを見せ、そこにセットプレーの精度が加わった。敗れたものの、決して手の届かない相手ではないという確信を得た試合だった。リコーが連敗を脱出し、ラストスパートを図るための準備は整っていた。
よく晴れた愛知・パロマ瑞穂ラグビー場は、日差しが差せばかなり暖かく、観戦日和となった。ホームチームの豊田自動織機にも負けない数のリコーファンがスタンドを埋めた。
やや追い風サイドの豊田自動織機のキックオフで試合が始まる。これを確実にキープすると、SOコリンボークがキック。拾ってパスをつないだ豊田自動織機がノックオン。リコーは敵陣でスクラムを得る。
スクラムから出すと、久々の先発出場を果たしたSH山本昌太がゴロキック。WTB渡邊昌紀がチェイスし、右のタッチライン際、ゴールまで10mほどの位置で確保。CTB濱野大輔がサポート。押し出されぬように粘り、ラックをつくると、フラットなパスを受けLOフランコモスタートが鋭くキャリー。これに対し豊田自動織機がハイタックル。リコーはプレーを続けたが、パスが乱れると笛。PKをタッチに出し、リコーはゴール前ラインアウトというチャンスを得る。
これをLOマイケルブロードハーストに合わせるとモールへ。しっかり組んで前進しインゴールへ。右中間にHO森雄基が押さえた。CVははずれたが、前節に続くモールトライで、5−0とリコーが先制。(3分)幸先のいい入りとなった。
リスタートキックをNO.8松橋周平がキャッチ。タックラーをいなし確実にキープ。SOボークがタッチに蹴り出し押し戻す。ラインアウトから豊田自動織機がボールを展開して攻める。リコーは前に出るディフェンスでプレッシャーをかける。FL柳川大樹のキックチャージも決まってさらに前へ。
しかし豊田自動織機が蹴り込んだキックを拾って回した際にノックオン。リコー陣内での豊田自動織機のスクラムに。イージーなミスでエリアを失った。
ディフェンスではしっかりプレッシャーをかける。リコーはラックからこぼれかけたボールを果敢に奪いにいくが、こぼれていないとの判定。ハンドとなり、PKで豊田自動織機がゴール前まで前進する。(11分)
ラインアウトモールを組むが、これにリコーは対応。ボールを回すが、これにも対応。ランナーを捕まえ、倒さずに囲みボールを動かない状況にすると、リコースクラムに。冷静な対応が光る。さらにスクラムで押し勝ってPKを得る。(14分)
これで自陣脱出かと思われたが、左中間から左サイドに向かって蹴ったタッチキックは、風もありノータッチに。豊田自動織機がアタックに転じる。ハイパントを蹴り込むと、キャッチしてつないだリコーにノックオン。
ほぼ中央、リコー陣内22mライン上の豊田自動織機スクラムに。リコーのアーリープッシュを経て組み直し。右に出すと10番からのパスが、縦に鋭く走り込んだ12番へ通りブレイク。そのまま右中間インゴールまで突き抜けてトライ。CVも決まり5−7。(19分)リコーは逆転された。
しかし、すかさず獲り返す。深く蹴った再開のキックをチェイスしたWTB小松大祐が鋭く刺さり、キャッチした9番を倒す。すかさずボールを奪いにいくとノットリリースザボール。22mラインの内側、ポストのやや左の位置からPG成功。8−7と再逆転する。(21分)
再開後はキッキングゲームに。互いに反則も出て、中盤で一進一退の時間が続く。これを打開したのはリコーのFWだった。左サイド、敵陣10mライン付近のスクラムからピックゴーを繰り返し前に運ぶ。22mラインを越えるとモールを組む。これを豊田自動織機が落とす反則、アドバンテージ発生。
FWの荒々しい攻勢でスペースが生まれているのを見て、SH山本がハイパント。インゴールに落ちると、走り込んだSOボークが一度弾んだボールをキャッチし右中間インゴールへトライ。CVも決めて15−7。(31分)
さらに攻めるリコー。敵陣22m付近で、LOモスタートが抜けかけるがボールがこぼれる。モスタートが地面を叩いて悔しがる。しかし、スクラムからボールを出した豊田自動織機に、リコーのディフェンスが襲いかかる。ボールを守りにいった豊田自動織機の倒れ込みでリコーがPKを得る。22mラインの内側、中央の位置だったがリコーはタッチに出しトライを狙う。
右サイドのラインアウトからモール。BKも加わり押す。SOボークが持ち出し、トライライン間際に運びラックに。確実にキープすると、取り出したHO森がわずかな隙間に体を捻じ込んで右中間インゴールにグラウンディング、トライ。少し角度もあったがCVも決まり22−7。力で3つ目のトライを獲りきり、リコーが突き放した。(37分)
再開のキックを争奪するラックでリコーに反則。豊田自動織機は左中間、22mライン付近からPGを狙うが右にはずれた。(39分)このまま前半は終了。リコーはうまく戦い、15点のリードをつくって試合を折り返した。
スクラムで圧倒し相手に流れを渡さず。6トライを挙げて快勝
後半もリコーが積極的にプレッシャーをかけていく。しかし鋭く前に出たCTB牧田旦がボールに奪いにいって、ボールがこぼれたプレーが、テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)を経て、故意のノックオンと判定される。(3分)
PK、ハーフウェイ付近のラインアウトを経て豊田自動織機が攻める。しかしこれもリコーは前で止めていくと、CTB牧田がビッグタックル。こぼれたボールをCTB濱野が拾いターンオーバー。そのまま走り前方へゴロキックを蹴って自ら追う。必死に戻る10番とゴール前での競り合いになるが、ボールは10番へ。タッチに蹴り出してここはトライならず。(4分)
リコーはその後も激しいディフェンスを仕掛け、こぼれたボールを奪いにいくが、またハンドの判定。PK、ラインアウトで22mライン手前まで攻め込むと9番が裏へキック。弾んでタッチを割る。
リコーは自陣のゴール前ラインアウト。オーバーさせて、ラインアウトに参加せず下がっていたNO.8松橋に合わせる。しかしこれが豊田自動織機に入る。FWが縦に突いてパス。リコーはこれを止められず、7番が右中間に飛び込んでトライ。CVも決まって22−14と点差を縮められた。(9分)
トライの直後、リコーはLOモスタートをロトアヘアポヒヴァ大和、CTB牧田をアマナキロトアヘアに入れ替えた。さらに反則を獲って敵陣ラインアウトにするとPR大川創太郎に替わり柴田和宏。(12分)
ラインアウトからモールを組む。モールはスライドし中央へ。SOボークがキックを裏に転がそうとしたがディフェンスに当たる。跳ね返ったボールをリコーが拾い今度はFWでいく。しかし激しいディフェンスに遭い、豊田自動織機ボールに。
ゴール前、豊田自動織機のスクラムとなるがリコーがプッシュ。ボールがトライライン間近にこぼれるのを見たFL武者大輔が反応。すかさず獲りにいく。豊田自動織機はボールを出せずリコーボールに。PR辻井健太が出血。一時交替で藤原丈宏が入る。(〜23分)
ゴール前のスクラムを再び強く押すリコー。コラプシング。アドバンテージが出るが攻める。プレーが止まり再度スクラムとなる。
さらに押す。そのままドライブかと思われたが、NO.8松橋が取り出しSH山本へ。山本がステップを切りながらギャップを探るが捕まる。ラック後方に立ったCTBアマナキがピックゴーを試みるがノックオン。豊田自動織機スクラムに。(15分)
インゴールに下げ、10番がタッチキック。22mラインの内側でリコーのラインアウトに。我慢強さが求められる時間帯となる。
リコーはボールを回して攻める。豊田自動織機も激しいディフェンス。この数試合調子を上げてきたディフェンスが機能する。しかし、SOボークがタックルをはずすとPRの選手の脇のギャップを抜けてゲイン、ゴール前へ。ハイタックルのアドバンテージが出る中、リコーは攻める。SOボークが右サイドから逆サイドに待つWTB小松へキックパス。これは通らず笛。
リコーのPKで再開。右サイドのタッチに出しゴール前ラインアウトにする。ラインアウトは乱れるが豊田自動織機にノックオン。プレーを続行するがリコーにもミス。戻されてリコースクラムとなった。HO森に替わりマウジョシュア。(21分)
豊田自動織機のコラプシングで注意が入り、やり直し。ボールを取り出したNO.8松橋が倒れながらのパス、SOボーク、CTBアマナキとつないでポストの左から回り込んで中央へトライ。CVも決めて29−14。我慢強いディフェンスに手を焼いていたリコーだが、ここで仕留めた。(23分)
このトライのあと、豊田自動織機もあきらめることなく攻める。リコーのキック処理のミスを突いて22mラインの内側へ前進。FWの縦の突進を繰り返しゴールに迫る。そして展開。リコーはこれに対応。WTB渡邊がタックルを決めるとボールがこぼれ、リコーのスクラムに。ここでFB高平拓弥に替わり長谷川元氣。長谷川はWTB、小松がFBへ。(27分)
右中間のスクラムを強く押し完全に制圧。しかしペナルティは出ず、左中間に展開。CTBアマナキが突破を図る。倒されるが、ダウンボールしてもう一度走り出そうとしたところでボールが前に転がりノックオン。またも豊田自動織機スクラムに。(29分)
スクラムからのサインプレーで冴えを見せる豊田自動織機。パスをつないで中央をブレイク。またゴール前へ。しかりリコーはここもディフェンス。BKに展開した豊田自動織機にノックオン。リコーのスクラムに。(30分)
ここでビッグプレーが飛び出す。スクラムを押し、左に回すと、NO.8松橋が持ち出して前のスペースに抜ける。タックラー3人をかわし一気に敵陣22mラインまで持っていく。ラックで豊田自動織機にノットロールアウェイ。リコーは完全に優勢となっていたスクラムを選択。
ここもスクラムをコントロールし、NO.8松橋をゴールが見える側に。持ち出して右中間トライライン目前にポイントをつくると、駆け寄っていたFL柳川が拾ってグラウンディング。リコーが5つめのトライを奪った。SOボークの蹴ったCVははずれたが34−14。これでトライ数は5本と2本となり、3トライ差で与えられるボーナスポイントが見えてきた。(34分)
リコーはSH山本に替わりジェイミーフッド。(35分)さらに、PR辻井に替わり藤原。(37分)
WTB長谷川のゲインを足がかりにリコーがアタック。ラックで反則を獲るとPKで前進。22mラインを越える。ラインアウトは乱れたがLOブロードハーストが確保。中央から右サイドを攻めるとノックオン。スクラムを組む最中にホーンが鳴る。リコーに反則。さらにノット10mバックを犯しさらに下げられる。ボーナスポイントのかかった非常に重要なディフェンス。リコーは豊田自動織機に対し猛烈に出ていく。ノットリリースザボール。
このままタッチに蹴り出して試合を終えるかと思われたが、リコーは攻める。LOポヒヴァ大和、CTBアマナキ、SOボークらがキャリー。右中間から外のWTB長谷川へ。長谷川はさらに外を走ったCTB濱野にパス。濱野がタッチライン際を抜けて右中間にトライ。リコーが獲りきってみせた。CVも決まり41−14としたところでノーサイド。
リコーは今シーズン最多の6トライを記録して快勝。マンオブザマッチは2トライを挙げたHO森が選ばれた。ボーナスポイント含め勝ち点5を上積みした結果、総計30に到達。順位を8位に上げ入替戦(13位〜15位)への出場回避が決定した。
残り2試合でリコーが到達できる勝ち点は最大で40。7位東芝(勝ち点32)、6位トヨタ自動車(同35)、5位NTTコム(同36)を逆転する可能性はまだ残されている。次節は年明け1月8日(日)、14時から東京・世田谷の駒沢陸上競技場で行われる宗像サニックスブルース戦。ホームタウンでの試合で、最高のラグビーを見せ、過去最高成績に近づく貴重な勝利を狙う。
ゲームを進める上でのスマートさ、こういったところは課題」(神鳥裕之監督)
神鳥裕之監督
今日はどうもありがとうございました。我々としては、1つでも順位を上げてシーズンを終わらせたいという気持ちでしたので、ボーナスポイントを獲って、勝利できたことに関しては、選手たちはよくやってくれたという風に思っています。
セットプレーのところで相手を制圧したいというゲームプランで臨み、そこがしっかり実行できました。ラインアウトについて細かなミスありましたが、接点、セットプレーで制圧できたので、スコアを離すことができたと思っています。
もちろん、反省すべき点は多々ありますので、残り2戦も内容にもこだわって勝って、しっかりとシーズンを終われるように頑張っていきたいと思います。
(次節への抱負を)1つでも順位を上げるためには勝利が必要になってきますし、内容にこだわっていけばボーナスポイントといったところも望めると考えています。二週間空きますので、反省をしながらいい準備ができるように頑張りたいと思っています。
【以上共同記者会見にて】
勝てたことには満足しています。(失点したあたりは嫌な感じがあった)正直に言って、負けるという危機感を感じることはありませんでした。そこは選手たちの成長があってこそ。それは称えてあげたいですね。
しかい、満足いく内容ではないです。ゲームプランであったり、スマートさであったり、相手が嫌がっていることについてそこをつけなかったり、このあたりのゲームを進める上でのスマートさ、こういったところは課題。これは選手だけの問題ではなくて、そういう準備をさせられなかった我々監督、コーチ陣にももちろん責任はあります。
ラインアウトでも、前で獲ってモールをきちんと押せば十分トライにつながるだけの力を見せていたのに、何度も後ろでチャレンジしていたところもありました。ゲームの勝敗を左右することにはなりませんでしたが、格上のチームと戦うときには、そういう判断ミスは許されない。監督、コーチ含めて成長していかなければいけないところですね。良いところもたくさんありましたが、これに満足してしまわないようにしたい。
(注意していたのは?)まず、勢いがあり、グラウンドを広く使ってボールを動かしてくるスタイルでしたので、ディフェンスでシャットダウンしたいと思っていました。そこは実行してくれました。外側の13番あたりのディフェンスの判断能力。我慢して外で抑えるのか、チャンスがあれば飛び出してシャットダウンして外にボールを振らせないようにするのか、そういったところの判断も準備していた通りのことができました。特にCTB牧田はよくやってくれました。相手の勢いを止めるディフェンスがチームとしてできた。
絶対にチャンスがあると思っていたのはセットプレー。外国人選手2人を入れた意図もそこにありました。
(残り2試合は勝っていくだけか。チームはかなりいい状態ではないか)相手がどうこうというよりは、自分たちで切り拓いてトップ6に向かっていくという目標をたてています。内容にもこだわった勝ち方をすれば、結果的にトップ6という目標は必ずクリアできる。そういうメッセージを発していきます。
(次の相手はサニックスだが)しっかりビデオを見て、コーチ陣と分析したい。今回の相手同様にグラウンドを広く使って、外側の海外出身選手で勝負を仕掛けてくるという印象。いい試合をしたり、そうでなかったりと読みづらく、不気味なチームではあります。
(SOタマティエリソンは?)大丈夫です。次には帰ってきてくれると思います。本当の意味でのホームの駒沢で、ファンの皆さんにいいいラグビーをお見せしたいと思います。
FL武者大輔ゲームキャプテン
こだわってきたセットプレーで圧倒できた。そこは今後に向けてプラスの材料となりました。しかし、前節から細かいミスが多いので、そこは課題だと思っています。練習で修正して、次はさらにいいゲームができればと思います。
(モールでトライが獲れるようになってきた。何かが変わってきたのか)特に変えたつもりはありませんが、8人がまとまるという意識、押す方向の意思統一という部分で、連携できるようになってきたように感じています。【以上共同記者会見にて】
LOマイケル ブロードハースト
(よい要素はたくさんあった。ラインアウトではモールでトライを獲れるように変わってきた)モールトライはずっとターゲットにしていました。でも、ターゲットのままだった。この3年で獲ったモールトライの数より、この2試合で獲った数のほうが多いんじゃないかな。FWコーチのマット(コベイン)からは、もっと狙って獲るように言われていたんだけどね。それが実行できるようになって、結果が出ていると思う。マットのコーチングは素晴らしいよ。良くなっている部分なので、このまま続けたいと思っています。
(モールが武器になってくると、戦い方に幅が出る)はい。モールがうまくいくと、オプションが増えますね。例えばキャッチして、降りて、モールに見せかけてパスを出すというようなトリックプレーがありますよね。他にもモールが強いと生まれてくるオプションは多くある。生かしていきたい。
(残り2試合だが)トップ6というターゲットを掲げているので、勝たないとそこには届かない。サニックスは強いチームだし、コカ・コーラも負けは込んでいるけれどいいチーム。いいラグビーをしないと勝てないと思っています。
FL柳川大樹
今日はありがとうございました。セットプレーで優勢を保てたので手応えはありました。スクラム、ラインアウト、ラインアウトからのモールもそうですね。そこでプレッシャーを与えられたのはチームとしての収穫だと思います。(ここに来て結果が出ているが)徐々によくなっています。何かを変えたわけではない。ハードワークが結果に結びついてきていると感じています。
(試合中、どんな言葉をかけあっていたか)後半の最初は反則が出ていたので、ディシプリンの意識を高めようという声を掛けあっていました。(ボーナスポイントを引き寄せる大事なトライも)FWが前に出られている感触は80分間ずっとありました。フィジカルを生かして攻めました。(残り2試合だが)勝つことだけにこだわってやります。
SH山本昌太
(ブランクを感じさせない動きに見えたが)手の骨折だったので、コンディショニングのところでは問題ないです。(チームを外から見る貴重な時間だったのでは?)シーズン中、こんなに長い期間試合に出ないというのは入社してから初めてです。離れてみて、ノンメンバーの気持ちや、メンバーという立場についても今まで見えなかったところが見えて、自分にとってはいい経験でした。そういうものを経験した上で、シーズン中に戻ってこれたことはとてもよかった。
(今日の試合について意識していたのは)エリアを獲ること。セットプレーはFWが頑張ってくれて、前に出られるというのは、試合の入りでわかりました。なので、エリアさえ確実に奪って前に出られればスコアできると考えていました。自陣でのイージーミスがあり、なかなかエリアを取れない時間もあったのは反省です。もう少しコントロールしたかったですね。
(相手のディフェンスがいい状態の時間もあった。それをこじあけていけたのは?)スクラムですね。そこで落ち着かせることができましたし、FWもゴール前までいけばスコアできるという自信を持ってプレーできたのがよかった。(今日はレフリーとのコミュニケーションもよくとっていた)スクラムのアドバンテージを獲れたり獲れなかったりしていたので、今のはどうなのかを聞きながらやっていました。
(昨シーズンと何が違うか?)強い強度で試合に臨むという認識を全員が持てていること。80分間継続して強い強度、高い集中力で戦うことにフォーカスし、それがよくできている。残り2試合なんとしても勝ちたいです。サニックスはいいチーム、やはりディフェンスに意識を向けたい。