【Preview】トップリーグ 第11節 vs クボタスピアーズ戦
2016.12.09
前節のHonda戦、リコーは攻守で統率のとれたプレーを披露し快勝。7位に浮上した。休止期間を前に、神鳥裕之監督が課題としてあげていたディフェンスでは、よくプレッシャーをかけ、時にはターンオーバーにも成功。スコアにつながるチャンスにつなげていた。キャンプなどを通じて目指してきたディフェンスのレベルアップは成功していると見てよいだろう。前半と後半の入りに攻め込まれる時間があったが、ここはキックでのエリア獲得への意識を高めて解消したい。
メンバーでは、LOフランコ モスタートが先発に復帰。東芝戦、トヨタ自動車戦に続いて組むFLマイケル ブロードハーストとのツインタワーで、ラインアウトの制圧を狙いたい。CTBは濱野大輔、牧田旦の若手2人、WTBは小松大祐、星野将利のベテラン2人という布陣。新旧のタレントの力で、クボタのCTB立川理道、前節2トライを挙げているWTBパトリック・オズボーンら代表レベルのBKを確実に止めたいところだ。
リコーはこれまで通り、SOコリン ボークやロトアヘア兄弟といったインパクトプレーヤーをリザーブに入れているが、クボタのベンチも強力だ。分厚い選手層を生かし、LOアイブスジャスティン、CTBオツコロカトニ、FLヤコクリエル、CTBライオネル マプーと代表レベルの選手を揃えている。リコーがこれまで何度か見せてきた終盤のラッシュを易々とは許さないだろう。80分間激しい攻防が繰り広げられるはずだ。