【Review】トップリーグ 第3節 vs サントリーサンゴリアス戦

2016.09.15

SOタマティ、ディフェンス切り裂くトライで先制に成功

 試合の前日の軽めの練習、キャプテンズランを終えた出場メンバーは、それぞれ声を掛け合い、個人練習をしてからロッカールームに引き上げる。プレースキック、ハイパントやハイパントキャッチ、ラインアウトのスローインなど。数人が輪となって、話し込んでいる風景もよく見かける。

そんな中、タックルバッグを用意し、それに向かってタックルを繰り返していたのがルーキー・CTB濱野大輔。低いタックルに、弾き飛ばされたバッグが縦に回転する。

「自分に声がかかったのは、ディフェンスを期待されてのことだと思う。体を張っていければ。楽しみなのと緊張とで半々です。トップリーグでも勝利にこだわってきた大学時代のマインドでプレーしたい」(濱野)

闘志をみなぎらせる濱野について、神鳥裕之監督はこう話していた。
「開幕戦からメンバー入りまであと一歩のところにいた選手。突然抜擢したわけではないです。ディフェンスはずっと良かったので自然な選考。先発を伝えたら、もうその時点ですごい気合いの入り方で『おいおい、まだ月曜だぞ』って(笑)。ベンチも含めた23人全員で勝ちきるイメージ。やっと天気のいい日に試合ができそうですし、期待したいと思います」

 翌日、しっかりと晴れた秩父宮ラグビー場。FBティム ナナイウィリアムズのキックで試合が始まる。最初のアタックはリコー。サントリーのエリア獲得を狙ったタッチキックをSOタマティエリソンが、クイックスローインして継続。自陣浅めでパスを受けたWTBナナイウィリアムズが左中間のスペースを狙う。これを止めにいった相手8番がハイタックル。

 アドバンテージが出た状態で攻めるリコー。ハーフウェイラインを越え前進していくと、ラックでサントリーがノットロールアウェイ。リコーは40m強の位置からWTBナナイウィリアムズがPGを狙うが、ポストに当たり、ボールはデッドボールラインを割る。

ドロップアウトで再開。リコーの蹴り返しを確保し、自陣からボールを回し攻めるサントリー。テンポを上げ、じりじりとゲインしリコー陣内に侵入。
しかしリコーは、22mラインの手前のラックでターンオーバーに成功。その際にサントリーにペナルティがあり、リコーはPKをタッチに出し押し戻す。

さらにラインアウトから左中間を攻めると、サントリーにノットロールアウェイ。またPKで前進し、左サイド、22mライン手前のラインアウトを得る。
このラインアウトをLOマイケル ブロードハーストが手を伸ばしはたき、リコー側に落とす。SH中村正寿からSOエリソンへ。エリソンは中央のギャップを鋭く突き抜け、一気にポスト左のインゴールへ持ち込みトライ。右手を握りしめ小さくガッツポーズ。CVも成功し7−0。リコーが先制に成功する。(8分)

リスタートキックをキャッチしたリコーは、つないで前進を図るがノックオン。自陣左中間、22mライン付近でのサントリースクラムになってしまう。

サントリーはオープンサイドを攻める。リコーは前に出るディフェンスで必死に食らいつき闘志を見せたが、ノットロールアウェイ。中央からサントリー10番がPGを決めて7−3。(11分)

今度は再開のキックを、サントリーがこぼす。リコーにも敵陣深い位置でのスクラムのチャンスが訪れる。左中間、ゴールまで10mほどの位置のスクラムからNO.8松橋周平が取り出してSH中村、CTB濱野大輔とつなぐ。濱野が10番と7番の間を抜けて前進、ゴールに迫る。

ラックから出しLOブロードハーストが突進、さらにつないでNO.8松橋へ。松橋は相手8番のタックルを受けながらも、身体を回転させて横にはずし、ポスト左にグラウンディング。リコーが2つめのトライ。CVも決まり14−3。(14分)

相手のペナルティを確実に生かしリードをつくったリコー。集中力を保ち、ペナルティの減らないサントリーから、うまくエリアを奪っていく。アタックでも過去2戦以上にテンポよくフェイズを重ねていくシーンが続いた。ただ、追加点を奪うまでには至らない。

26分、サントリーは11番の突破を起点に22mラインを越えてくる。精度高くアタックを継続し、ゴール前で攻め立てる。

左の大外に立った13番に対し、長いパスを通し外でトライを狙うが、リコーは反応よく前に出て止める。こぼれたボールをSH中村がキャッチし、前方へ大きくキック。大きなピンチを脱し、目の前の応援席から歓声が上がる。

絶対に仕留めたいサントリーは、もう一度アタックをかける。しかし9番の裏へのキックがタッチを割り、リコーのラインアウトに。リコーはSOエリソンがタッチを狙ったキックをハーフウェイライン付近に蹴るが、13番がクイックスローインして再び攻める。力強いボールキャリーを繰り返しゲイン。リコーは中央22mライン手前のラックでペナルティ。

9番がクイックリスタートすると、テンポの良い連続攻撃についにディフェンスを破られ、2番が左中間にトライ。リコーはピンチを2度しのいだが、3度目のアタックでトライを許した。CVも成功し14−10。(33分)エリソンが出血で一時退出、コリン ボークがSOに入る。

前半ラスト、体力的に苦しい時間帯だが、リコーは足を止めず戦った。相手の3番の豪快な突破をHO森雄基がしがみついて止めると、ボールがこぼれる。10mライン手前でのリコースクラムに。

このスクラムでリコーにペナルティ。サントリーは10番がPGを狙うが、ポストに当たる。(39分)跳ね返ったボールをFL福本翔平が確保。SOボークがキックを蹴り込むが、サントリーがカウンターアタック。リコー陣内10mライン付近まで攻め込むと、リコーにノットロールアウェイ。PGに今度は成功し、14−13。(41分)惜しい失点を喫したものの、リコーはリードを保ち試合を折り返した。

粘りのディフェンスを続け終盤勝負へ。しかしFB高平のトライは幻に…

もう一度締め直したい後半の入り、リコーは治療を終えたエリソンが戻りSOに。サントリーに攻め込まれる場面が続いたが、リアクションはよく粘り強く守る。濱野のタックルも、相手12番に低く刺さる。

約8分を耐えると、キッキングゲームを経てサントリーが自陣からアタック。リコーはこれをしっかり止め、ハーフウェイライン付近でターンオーバーに成功する。

ここからアタックを見せたが、SOエリソンが裏に蹴ったキックをうまく処理され、サントリーはリコーのディフェンスが薄いゾーンまでパスを回し、左中間をゲイン。一気に22mライン付近まで前進する。リコーはなんとか止め、ノックオンを誘う。リコーはFL赤堀龍秀に替わり柳川大樹が入る。(11分)

スクラムから出しキックで前進を狙うが、サントリーが勢いのあるアタックを見せ、再び攻め込まれる。自陣22mライン付近のサントリーのスクラムとなったところで、リコーはPR大川創太郎をアレックス ウォントンに、LOブロードハーストをロトアヘアポヒヴァ大和に、SOエリソンをボークに、SH中村を山本昌太に入れ替える。フレッシュなメンバーを加え、流れを取り戻しにいく。(13分)

サントリーのクイックな攻撃。リコーもついていくがオフサイドを犯す。ほぼ中央の位置からのPGを決めサントリーが逆転。14−16。(17分)

リコーは逆転はされたものの、気落ちすることなく攻めていく。右中間で得たスクラムから左に展開し、大外でWTB小松大祐が突破を狙うが、惜しくもタッチラインを踏む。HO森に替えてマウジョシュア。(20分)

その後再び攻めたのはサントリー。前半見られた荒さが修正され、本来のラグビーを見せ始める。リコーはラインスピードを上げ、前に出るディフェンスを維持して耐える。

22分、サントリーはこぼれ球を獲ってターンオーバーすると、ハーフウェイライン付近から10番がキック。これがバウンドしてタッチを割り、ゲイン成功。22mラインの内側へと進む。

リコーはラインアウトをキープ。FB高平拓弥のキックで少し押し戻す。右サイド、22mライン上のサントリーのラインアウトはオーバー。FL福本やBKがボールに迫るが、ボールはサントリーに入る。

左につなぐと、7番が左中間インゴールに飛び込む。リコーが止めにいくとボールがこぼれ、11番が拾ってもう一度グラウンディング。トライかと思われたが、ノックオンでリコーの5mスクラムに。リコーがゴール前で粘る。PR藤原丈宏に替わり眞壁貴男。(25分)

 スクラムからインゴールのSOボークに出しキックをタッチに出す。22mラインの外側のラインアウトから、サントリーが再びアタック。代わって入った21番(SH)が、左右にボールを動かす。リコーにオフサイドがあり、アドバンテージが出ると中央から右サイドに10番がキックパス。

落下点に走った11番が押さえる。テレビマッチオフィシャル(TMO)確認後、トライが認められた。一度仕留め損なっても、必ずスコアしてくるサントリー。CVも決まり14−23。WTBナナイウィリアムズに替わり渡邊昌紀。(30分)

1トライ1ゴール差以上へとリードを広げられたリコーだが、リスタートキックから怒涛の攻撃を見せる。

蹴り返しをキャッチしたFB高平が、左サイドを真っ直ぐ走りディフェンスラインにぶつかっていく。右に展開、テンポよくつなぐと、右中間をSOボークが大きなストライドのランでゲイン。さらにつなぎ、右サイドをLOロトアヘアが突く。サポートが加わるとモールとなり力強く前進。22mラインの内側へ。FL柳川らFWのピックゴーでボールを前に、中央側に運んでいく。

頃合いを見てSH山本昌太が鋭いパスを左に飛ばす。SOボークから、WTB小松へ。小松はやや低くなったパスをうまく捕りそのまま前へ。ディフェンス数人に囲まれるが、倒れる瞬間までもがいて前進。さらにつないでLOロトアヘア、NO.8松橋らが中央付近で前に出る。激しい攻勢にバックスタンド、メインスタンド双方からリコーコールが巻き起こる。

SH山本がもう一度左へ。CTB濱野を経てスピードに乗ったFB高平にボールが渡ると一閃、ディフェンスラインを切り裂きインゴールに。中央まで運んでグラウンディング。秩父宮ラグビー場は最高潮の瞬間を迎える。

しかし、レフリーがTMOを促す。高平がCVの準備をする中で確認が進む。最後の展開時、リコー側のボールの持っていない選手が相手のディフェンスを妨害し、それがスペースをつくったという判定(オブストラクション)になり、トライは取り消しに。最高のアタックを見せたリコーだったが、最後のところでわずかなずれが出た。(32分)

大きなチャンスを逃したリコーに、サントリーが襲いかかる。12番の突破などで前進する。しかしリコーはディフェンスの質を落とさず対応し、攻勢に転じるチャンスを待つ。10番がリコー陣内深くに蹴ったキックがタッチインゴールを割る。このとき相手13番と交錯したFB高平が、脳震とうの確認(HIA/Head Injury Assessment)に入り、替わってナナイウィリアムズがグラウンドに戻る。

39分、自陣スクラムから展開し攻めるリコー。ゲインを続け敵陣へ。BKのラン、FWの突進を織り交ぜ前進していく。終盤ながら高いコンタクトフィットネスで相手を凌駕し、ホーンが鳴ってもひたすらにゴールラインを目指す。その姿勢に、再度リコーコールが秩父宮に響き渡る。

中央のラックでサントリーにペナルティ。リコーはさらに攻めたが停滞したところでレフリーが止めPKに。FBナナイウィリアムズがPGを決めて17−23。ここでノーサイドのホイッスルが鳴った。

7点差の敗戦でリコーには勝ち点1が付いた。第3節を終えて1勝2敗、勝ち点5の12位に。

次節は同じ勝ち点5で並ぶキヤノンとのゲーム。9月16日(金)の19:30より同じ秩父宮ラグビー場で行われる。中盤戦、上位を望める位置で戦うためのサバイバルといっていい極めて重要な一戦となる。

いい試合をするだけではだめなので、勝ちきる文化をつくっていきたい。(神鳥監督)

神鳥博之監督

 今日はどうもありがとうございました。率直に悔しいですね。選手たちは勇敢に戦ってくれたと思います。接戦に持ち込めば、我々にもチャンスはあると考え、前半リードして折り返したところはゲームプラン通りに進められたし、後半からトップリーグでの経験の多い選手たちを入れて、さらに接戦に引きずり込むというところもうまくできたんですけれど、最後の細かいところのエラーが勝負を分けたのかなと。そのあたりがサントリーさんとのレベルの差なんだと思います。でも、この試合を自信に次のキヤノン戦を戦っていきます。気持ちを切り替えて、また前を向きたいと思います。

(ナナイウィリアムズを14番で使ったが)彼はどのポジションでもできますが、この試合においては外側のスペースでしっかりキャリーしてほしいと考えました。FBはどうしてもキック処理の仕事が出てくるので。フェイズが始まれば、小さな違いに過ぎないんですが。WTBのほうがトライを獲るという仕事に集中できるのではとシンプルに彼自身のボールキャリーの能力にフォーカスを当て、生かすことを考えました。これからはチームの事情に合わせて、いろいろなポジションでの起用があると思います。

(今週に向け何にフォーカスしてきたか)まずはディフェンスの部分ですね。前節の後半は自信を持っていた部分を崩された形になりましたので、早く立ち上がって、前をノミネートして、ラインスピードを上げると。タックルについてはチョップに(低く)入って、サントリーのラグビーをやらせないというところにフォーカスして。アタックに関しては、自陣、中盤でボールを回して、ターンオーバーケースが生まれてくると、アタック力のあるサントリーさんは危険だということで、エリアマネジメント、敵陣で戦うことをプランに入れて準備しました。【以上共同記者会見にて】

残念でした。強かったですね、最後。でもやりたいことはやれた。選手たちは本当によくやっていたし、勝たせてやりたかったというのが本音。細かいエラー、ブレイクダウン周りの細かなスキルでの差はゲームの中でもあったので、そういったところが試合を分けるというのを改めて痛感しました。

(細かい差というのは具体的に)特にハンドリング、ハンドリングエラー自体は少なかったんですが、持ち込んだときにクリーンなボールを出す仕事であったりね。サントリー側のブレイクダウンのプレッシャーが高いレベルにあったのもあるとは思いますが、ロングプレース(倒された際、味方側に体を伸ばしボールをリリースする)して、次のフェイズのためにいいボールを出すというところでボールが遊んだりとか、そういったところのクオリティで向こうのほうが長けていた。

(相手の名前に負けたり、そういうことはなく最後まで戦った)そこはメッセージとして強く出した部分。サントリーにも発展途上の若いメンバーもいますし、自分たちの力を発揮すれば、十分に戦える相手なんだというマインドセットでね。勝てると信じなければ始まらないことを伝えて。

あとはゲームプラン。80分の中でのストーリー、イメージをメンバー内で共有しようと。そしてラインスピードの部分。相手のラグビーをやらせてしまうと厳しいので。それでも向こうのアタックは一枚上手だったと、試合を終わって感じる部分はあります。でも、よくやりました。あとは結果だけだったんですが…。

(やりたいラグビーの何割かは見せられた)アタックも、この2試合はフラストレーションを溜めていた部分があったんですが、いいアタックを見せることができました。でも、選手たちに伝えたのは満足しないこと。結果は負けているという事実。いい試合をするだけではだめなので、勝ちきる文化をつくっていきたい。(キヤノン戦に向けて)ここ数年で見れば、向こうのほうが順位は上ですし、我々はチャレンジャーという気持ちでしっかりやりたいです。

LO馬渕武史キャプテン

 試合の方は悔しい結果に終わったんですけど、先につながる試合ができたと思います。また来週キヤノン戦に向けてしっかり準備していきます。今日はありがとうございました。【以上共同記者会見にて】

勝ちきれなかったというところはありますけど、手応えはあったんで。次につながるのかな。(一番うまくいったと感じているのは)ディフェンスだったらラインスピード、アタックだったら前にでる。単純ですけど、そういうことがうまくできていたんじゃないかと。(明らかに流れを持っていかれた時間帯はなかった)でも、自分たちのエリアでラグビーをしている時間が後半は多かったなと。もう少しアタックの時間を増やしたかったですね。
(NTTコムに敗れて少し停滞していたところから、半歩前進といったところか)そうですね。先週は納得いかない試合になってしまったので、そこからのステップアップはできたのかな。チームとしても終わったときの感じでは、うまく切り替えていました。(若い選手などには悔しさも)そうですね。松橋は最後トライを獲りにいかずショットを狙ったのも納得していないようでした。それはそれでよい姿勢だと思います。

PR藤原丈宏

 スクラムをしっかり組んでいこうというのはできたと思う。ミスはあったんですけど、畠山健介さんともしっかり組めたので。収穫はありましたね。今日は我慢しなければいけないところで獲られてしまったのが敗因だったと思います。(ディフェンスについては)サントリーのアタックに対し前に出ようという意識でやって。出れたところはしっかり止められたと思います。我慢の部分は今までと違ったと思います。(3試合目にして、やりたいラグビーに近づいてきた)結果がほしかったですけどね。次のキヤノンも強いチームなので、チャレンジャーの気持ちでやっていきたいです。まずはスクラム。強い印象があります。

CTB松本悠介

 チームとしてやりたいことはできて、本当にいい試合だったんですけど、最後勝ちきれなかったところが今回の反省。(後半に入りうまくいっていないと感じたことは)自分も含めて足が止まった、つったりして。水分の補給、前日からの準備などの影響もあるので、もっとしっかり意識をできていれば。(それは1試合、全力で走り通した影響でもある)はい。ディフェンスでは前に上がりラインスピードを上げていく、その上でロータックルで低く入ろうと言っていたので。それもできた部分。(今回のようなラグビーをすれば上位チームとも戦える)そうですね。細かいところを修正していけば通用すると思う。
(今日の起用はディフェンスを評価された部分が大きかった)求められているのは感じています。そこをしっかりさせた上で、アタックでもしっかり自分の持ち味を出せればと思っていました。もう少し自分からもらいにいって、ボールタッチを増やしたかったところですが、チームの方針もあるので。(次節に向けて)できたところ、できなかったところを確認して。細かいところですね。低くいくタックル、ボールを殺しにいくタックル、その判断をはっきりさせるとか。次はやりきって勝ちたいです。

CTB濱野大輔(トップリーグ初出場)

 すごく悔しいの一言です。サントリーに対しああいったゲームをして、80分間すごいクロスゲームというところで、勝ちきれないというのが自分たちの力不足、粘り不足。ただすごくいいディフェンスができたところもありました。アタックで通用している部分もあったので、いいところ悪いところがはっきり出たと思います。いいところは伸ばして、悪いところは修正して。
(試合中、考えていたことは)入りの20分で、我慢してディフェンスし続ければ相手がミスしてくれると感じたので、絶対に粘り強くやっていこうと。でも逆にペナルティが悪い方向につながってトライに至った場面もあったんで、規律の部分はチームとして守らないといけない。せっかくいいアタックしたのに自分たちのペナルティで相手を助けた部分もありました。
(トップリーグの感想は)楽しかったです。でも、これに満足せずに。目標はリコーで日本一になることなので。一日一日の練習を充実させて、みんなでレベルアップしていくこと。さらに自分自身としても日本代表、サンウルブズを目指してスキルアップしていきたい。(相手のCTBは代表クラスだったが)メンバー発表されたときはいいチャレンジができる試合だと思いました。ただ、両選手ともに合流して間もないので、絶対にチャンスはあるとも思いました。実際通用した部分はありました。これに満足せずに、自分自身のできていないところ、ディフェンスでもミスはありましたし、アタックで前を見れていない場面もありました。外国人選手とのコミュニケーションも改善していきたいです。

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