【プレビュー】トップリーグ 第2節 vs NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦
2016.09.02
昨シーズン開幕戦のリベンジマッチとなるNTTコムとのゲーム。リコーはマイケル ブロードハーストが復帰しLOで出場する。ワークレートの高さを生かした攻守での貢献はもちろん、前節やや安定感を欠いたラインアウトの改善も期待できそうだ。相手のFWの核、NO.8アマナキ レレィ マフィを封じる働きにも期待したい。
NTTコムは、日本代表とスーパーラグビー・サンウルブズでもプレーしたFL金正奎、同じくスーパーラグビー・ライオンズをファイナルにまで導き、南アフリカ代表でも司令塔を務めるSOエルトン・ヤンチースら中心選手を欠く。
ただし、的確な判断力とスピードを生かし、ボールをワイドに動かすラグビーはチームに浸透している。ヤンチースに代わってSOを務める小倉順平やCTB石橋拓也ら若きBKを中心としたアタックは高いレベルにある。小倉はゲームメイク能力も高い。
ディフェンスでわずかでも隙を見せれば厳しく突いてくる。CTB石橋には昨シーズンの開幕戦でもトライを許しているので、細心の注意を払いたいところ。リコーは丹念にしぶとく守ってスコアを抑えたいが、今節先発出場するCTB小松大祐、WTB星野将利らシニアプレーヤーや、リザーブに名を連ねたCTB/WTB松本悠介の適切な判断に基づくディフェンスに期待したい。
前節スクラムなどで存在感を見せたPRアレックス ウォントンは、今節もリザーブに入った。中盤以降、勝負どころのスクラムでの爆発もありそうだ。